漆黒堂

人生を無彩色で彩りたい。

標高が低いからと言って侮るなかれ

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富士山と対比して「西の富士、東の筑波」と称される日本百名山の一つ、筑波山。

以前に何度か登頂した経験はあるが、いずれも中腹からのショートカットコースであり、正直制覇したという達成感は乏しかった。そこで、今回は山の入り口ともいうべき筑波山神社からスタートし、今まで胸の奥に潜んでいたモヤモヤを今こそ晴らさんとばかりに息巻く私であったのだ。

 

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が、開始早々心が折れる。

目の前に聳え立つのは、もはや岩の壁だ。ハッキリ言って、無理だと思った。

何だよコレ、本気の登山じゃねーかよ・・・

小さい子供でも大丈夫と聞いていたのに、話が違うではないか。

 

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一方、コイツは元気いっぱいだ。

のっけからギブアップ気味の私をリード越しにグイグイひっぱり、ハヒハヒと鼻を鳴らしながら尻尾をフリフリ御機嫌な様子。

つーか、お前のペースで登るから疲れるんだろうがぁ!と叱ってやろうと思ったが、普段からナメられているからこのザマなんだろうなあ・・・と自分を戒める私。

 

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挙句の果てには、山の木々に話しかける始末。

そっと木肌に耳を当て、自然の息吹を身体中に感じるのだ。要するに、疲れて動けない事を悟られない為の現実逃避である。だが、そんな空気を読めない子供達とワンコロはこうだ。

「おとうさ~ん、早く登ってきてよー!おいてくよー!!」

「ワンワン、ワワ、ワオーーーン!」

あーもー、勘弁してください。

 

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とか何とか言いながら、まぁ登ってしまうのである。大変疲れましたが。

※女体山頂:標高877ⅿ

 

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返す刀でもう一丁。もうヤダ、帰りはケーブルカーだな。

※男体山頂:標高871ⅿ

 

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標高が低いからとナメてかかった筑波山。実際は中々どうして手ごわい相手であった。ただ、本格的なトレッキング用品までは必要ないと思われ、運動しやすい普段着ならば十分であろう観点から申すと、やはりお気軽な山である事には間違いなさそうだ。但し、所どころに岩壁をよじ登らんばかりの険しいポイントも存在する山なので、これから筑波山を目指そうとお考えの方は、それなりの覚悟をもって挑んで頂く必要があるように感じた次第。

あ、ちなみに、犬連れの登山者も結構多くいらっしゃいます。

その際、駅で貸し出されるゲージに入れればケーブルカーやロープウェイへの乗車も可能ですが、大型犬用のゲージは御座いません。但し、我が家は20kgと体躯の小さい大型犬の為、なんとかギリギリ入れるゲージがありました。

一応、ご参考までに。