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漆黒堂

人生を無彩色で彩りたい。

Tilley "Triplepan"

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世の中には、クッカーとかコッヘルなどと呼ばれるアウトドア専用調理鍋が存在する。基本的にはコンパクトにまとまることを最優先としており、肝心の調理性能は二の次であるという何とも微妙なお鍋なのだが。そして、とにかく軽量化を追求しているらしく、持った瞬間・・・薄い、軽い、ペコッ、の三拍子揃った弱々しさを感じ取ることが出来、どうやら耐久性すらも怪しい御様子。いったい、誰がこんな代物を欲するというのか。

・・・と言うのは、通常のクッカーの話。

 

古き英国製のアルミ鍋

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これはあくまで個人的な見解であるが、アウトドア用品に軽量化を求めるようになったのはつい最近の事で、それ以前はどちらかと言えば頑丈さの方が重要だったのでは?と思ったりしている。それは、私が手にしてきたビンテージのアウトドア用品のほとんどにおいて、現行品よりも明らかに耐久性を考慮した作りになっているという実績に基づいて行きついた答えなのだ。そして、今回紹介するTilley社製のアルミクッカーもまた、例外なく堅牢な構造に他ならないのである。

ちなみにTilley社とは、以前紹介したランタンを生み出した、あのTilley社の事。

www.shikkokudo.jp

 

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まるで、マトリョーシュカの様な三つの鍋。そして、手前に見えるのはステンレス製のハンドル。

 

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ハンドルは、こうやってクッカーに取り付けられたステンレス製の金具に差し込むことで固定する。これがまた随分ガッチリとはめ込まれるので、抜群の安定感を誇るのだ。

 

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蓋にもハンドルが取り付けることが可能であり、御覧の通りフライパンに早変わり。しかし実際は、皿として使う事の方が圧倒的に多い。持ち手付きの皿はとても使い勝手が良いのだ。

 

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厚さは2mmほどあるのだろうか。結構な力を込めてグイッとやって見るが、ビクともしない。まぁ、思い切り潰すそうと思えばグシャっとなるのかも知れないが、少なくとも通常使用では全く心配なさそうだ。これが現在販売されているアルミ製クッカーであればそうはいかないだろう。何しろ、軽く押さえただけでペコッとなってしまう程の薄さなのだから。

※決してお店の商品で試してはいけませんよ。

 

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時に、アルミ製の鍋はアルツハイマー症の原因になるという噂を耳にした。どうやら、調理中に溶けだしたアルミニウムを摂取することがダメらしいのだが。でも、じゃあ、その摂取したアルミニウムが体内でどうなってこうなった挙句にアルツハイマーを引き起こすのかというメカニズムに信憑性は無く、どちらかというと否定的な意見の方が一般的なようである。

まぁ、ぶっちゃけ鍋から溶け出すアルミニウムなんて、普段食品から摂取している量からすれば微々たるものらしいので、少なくとも私は気にせずアルミ鍋を使い倒そうと考えている。もし、それが原因で私の脳に異変を生じる様な事があったとすれば、その時こそ "アルミハイマー" とでも改名すれば良いのだ。

これ以上、異で変になる余地を残しているのならば、の話であるが。